わたくしが見た偏執的性欲:LIFE

まず、実際にわたくしが見て「これぞparanoia」と思ったものをいくつか。

  • ハイヒール・革のロングブーツ

これは一番ポピュラーというか、変態ッ気のない人でも容易に思いつきそうなものよね。でも、けっこう根が深くて。ハイヒールフェチと一言で言ってみても…[異性(女性)が履いている姿を見て興奮する][自分が履く事によって性的興奮を感じる(男女共に)][自分の好きなハイヒールが汚れていく様に興奮する]などなど。特に男性が自分でヒールを身につける行為は女装へともつながっていくので後ほど言及します。

  • 各種ラバー

これは拘束されることにもつながるので、何とも難しいのだけれども。お好きな方に伺ってみたら「締め付けられ、圧迫されている上につるつるテカテカしているので、触られた時の感触が何とも言えずよい」との事。ラバーやゴムの製品を身につけてプレイに及ぶ人は感触が第一なのかしら?とか思ったものよ。そして、もし女の人が身につけるならガリガリの子よりも、ボインなセクシーダイナマイトなかんじがよろしいらしいの。びちびちしてるかんじがよろしいのね。これもアメリカ的な考えだと思ったんだけど、欧米諸国では縄による緊縛よりも器具を使った拘束がポピュラーだから、そのせいなのかしら?

  • ピアス・タトゥー

これは…確実に性欲へとつながるかどうかが怪しいのだけども。これに限っては[自分に装飾を施すことが止まらなくなる人たち]とでも言えばいいのかしら。男女共に多いのだけどもね、最初はMッ気があったりして、パートナーからピアスをすすめられたりするパターンが多いようなんだけど、そのうち自分がハマってきちゃうと、数を増やすだけでなく「拡張」していく人の何て多いこと!乳頭のピアスをどんどん拡張していって、そのうち3〜4センチの穴になってる、なんてたくさん見たわよ。あとは性器へのピアッシングの数!女性も両側にびっしりとサーキュラーバーベルが埋まっていたり、男性はものすごい太さのプリンスアルバートをしたり…でもそういう方たちはもう普通にセックスする気がさらさらないからそれでいいんだわ。あ、タトゥーって書いたのはね。墨を入れてる男がわたくしが大好きだからなだけ。ちなみにいまどきボディピアスなんかしてても誰もびっくりしないから、気軽にやっても大丈夫よ。

  • 男性による女装

これは…ほんっとに多い!わたくしがプレイした中でも女装をして女の子として扱ってくれっていうの、すごい多かったもの。でも、これにもいろいろな種類があり。[女になって女とセックスすることによりレスビアンの代償とする][鬱屈した性欲を女装により非日常に自分を置く事によって解消する][性同一性障害]と、多種多様。トランヴェスタイト(女装趣味)は行き過ぎて日常生活に支障をきたすようになると「服装倒錯的フェティシズム」としてパラフィリアの一種とも考えられるのだって。でも、どこからがその境界線なのか…自分のペニスをないものとして扱われたいという女装癖の方も多かったわね。「ここについているこの汚いものはなあに?」とかよく言ってたものだわ…